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2011/04/15

#003 GOLDWIN バイクワンピース


GOLDWINのバイクワンピース。

今日、CYCLINGTIMEのサイトで特集されていて見つけた女子用サイクリングウェア。




以前からサイクリングロードですれ違う女性ライダーの姿を見て、女性用のロードバイクウェアはテンションが下がるデザインばかりで気の毒だなと思っていた。

カラーは淡いピンクや水色を使ったパステルカラーや白が中心で、パターンは花柄だとかペイズリー柄だとか、デザインに必然性が無くて、「The女子」的なステレオタイプな思考で決められた浅いけど、趣味趣向性がやたらと強く、変に灰汁の強いデザインのウェアが多いことが気になっていた。
数あるスポーツウェアにおいて、サイクリングウェアが持っている、
この独特なデザイン文化はどこからやって来たんだろうと不思議に思うことが良くあった。

世の中の大半の女子は、余計なお世話だ、これが良いんだ!って思う人もいるかもしれないけれど、少なくとも男子の僕からは着てる女子が魅力的に見えないので、ウェアのデザインとしては失格だなと思っていました。

山girlじゃないけど、サイクリングウェアも着るだけで楽しくなるようなデザインは出来るし、深読みすると、アイディアを持っていないデザイナーが、やる気なく片手間でやってる感じがして、人をバカにしてる感じまで伝わってくるようでキビシイ見方かもしれないですが、個人的には腹も立ってました。

ただ、今日見たGOLDWINのバイクワンピースは、女性用ウェアとしての機能性と独自性がカタチにつながっている仕上がりで、かなり可能性を感じる良いデザインだと思った。

ワンピースという女性的なスタイルで、かわいさと動き易さがカタチになっていて、
サイクリングウェアに良くあるピタッとして、
ボディーラインが強く出過ぎるようなこともないように、
デザイン的にコントロールされているところが秀逸。

印象的にはテニスウェアに近いデザインで、装飾は質素で、アクセントがなくて、
退屈な感じがあるけど、なんと言ってもシェイプが良い。
着る人を選ぶウェアだけど、これが似合う女性サイクリストも多くいると思う。

カワイイ方向も、クールビューティー方向にもデザインが出来るところに特に期待値が高い。

需要も多くないので色々作れないのかもしれないけれど、こういうウェアが増えてくると、
自転車文化が充実して嬉しい。

というわけでブラックを記念に買いしました。


・GOLDWIN レディースバイクワンピース



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